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10/27/2008

【走】グリーンリボン ランニング フェスティバル 2008.10.26

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グリーンリボン ランニング フェスティバル 10km
2008年10月26日(日) 15:00~


今年の初めから3回書いたマラソン参加記事。その後パタリと途絶えたので、三日坊主で終わったのだろうと思っている人もいるかもしれないが、実は地道に続いている。暑い季節になって参加しやすいレースが無くなったため、何も書かなくなっただけだ。3月の多摩ロードレースで肉離れを起こして途中棄権。その後にエントリーしていた大会も一つ諦めたが、肉離れが完治した後は、これまでどおりフィットネスジムのトレッドミルでコツコツと走り続けている。8月頃から、距離・スピード共に以前よりもペースアップして、秋から始まるシーズンに備えていた。

今シーズン一発目は、まず足慣らしということで10kmレースを選んだ。グリーンリボン ランニング フェスティバルは、臓器移植医療のシンボルであるグリーンリボンの名を冠するとおり、一種のチャリティレース。ただし2000円という格安の参加費からも分かるとおり、直接の募金ではなく、臓器移植医療の大切さとドナー登録を呼びかけるキャンペーン的な性質のもの。臓器移植を受けた人や、(亡くなって)ドナーとなった方々の家族なども参加して、一般ランナーと一緒に走る大会だ。

しかしこの大会、そのようなキャンペーンの性質上仕方がないとは言え、始まってから実際に走り出すまでが長い!

12:00~13:20 受付
13:30~13:45 開会式
13:45~14:30 谷川真理のランニング教室
14:30~14:50 各競技部門にグループ分け
14:50~15:00 バルーンセレモニー
15:00~16:30 10kmマラソン開始
16:30~17:00 閉会式

早起きが大嫌いな自分としては、午後からの出走で普通に起きればいいと言うのも大きな参加理由だったが、それにしてもたかが10km走るのに、これでは一日仕事である。

この日は会社でやらなくてはならない作業があったので、走り終えてから行く予定だったが、走る前に機械だけ動かしてしまうという手もあることに気づき、まずは昼前に会社へ向かう。そこでパソコンを動かしっぱなしにして、千駄ヶ谷へと向かう。走り終えた後にまた戻ってくるのだが、もう20分ほど早く着いていれば全ての作業を終えられたので、戻ってくる必要は無かったことに気がついた。急に思いついた段取りだったので、詰めの甘さは仕方ない。

場所は千駄ヶ谷の国立競技場と、その周辺。国立競技場のトラックに入るのは、1月に新宿シティハーフマラソンで走ったので2回目だ。選ばれたスポーツ選手でもない自分が、陸上競技の聖地にこんなにちょいちょい足を踏み入れていることに、少々申し訳ない気分になる(また来年の1月にも来るし)。

受付に到着したのは、12時45分頃。受付を済ませ、携帯で競技場内の写真を撮ったり、ネットにアクセスしたりした後、着換えを済ませ、荷物を預け、スタンドに座る。しかし一人で参加したため、たかだか10分ほどとは言え手持ち無沙汰になる。その後の開会式も、はっきり言ってあまり立ち合う必要は無いもの。こんなことなら会社で全ての作業を済ませて、受付時間ギリギリに到着しても、何も問題なかった。
その後、ゲストの谷川真理さんのランニング教室。大部分は普通のストレッチだが、幾つか参考になることはあった。ここから参加すれば十分だったな。
その後バルーンを受け取り、競技位置へ移動。一斉にバルーンを空に上げ、ようやく競技開始。会場に到着してから2時間15分後のことだ。10kmのレースとしては、やはり開始し時間までが長すぎるのに閉口。

昨年、この大会は9月17日に開かれたのだが、30度を遙かに超える猛暑で、熱中症で倒れる人が続出したらしい。今年は10月に移動。曇で、開始前はわずかに雨もぱらつく天気だったが、幸い参加者がトラックに降りてからはまったく降らなかった。陰鬱な曇天には気が滅入るが、気温は23度と暑からず寒からず。10kmのランニングにはちょうどいい気温だった。
走るコースだが、これが非常にややこしくて、事前に読んでもまるで頭に入らない。すでに走ったことのある道だし、とにかくみんなの行く方向に行きさえすればば何とかなるだろうと呑気に構えていた。
今回は10kmと距離が短いのでiPodは無し。ジムではiPod無しでは走れないくらいだが、本番のロードレースでは、周りの様々な情報を収集して、速い人の走り方を見習ったり、自分の肉体の声に耳を傾けたりしたいので、できればiPod無しで走りたい。ハーフ以上になると、苦しさを紛らわせるために無いと不安だが。

目標タイムは50分以内。時速12kmで走ればちょうど50分。実はジムでもまだ時速12kmで10km走ったことがない。しばらく前まで速度を時速12kmに設定していたのだが、これが微妙にきついので11kmに落とし、最近11.5kmに上げたところだ。フルマラソンでのサブフォー達成を視野に入れると「時速12kmで距離10kmを楽に走れるようになる」というのが現在の目標なのだが、まだそこまで行っていない。本番レースでは、周りに引っ張られてペースが速くなるので、50分切りも何とか達成できるのではと思ったが、実力的に言えば少々無理がある。それでも最初のスタート位置は、あくまでも目標と言うことで「40分台」のところに入った。


15時、ようやくスタート! まずはトラックを半周ほどして外へ…と思いきや、え?違うぞ?トラックを1周半以上してから、ようやく外へ出る。競技場内を走るだけで、けっこう疲れてしまった。
それとこのレース、RCチップを使うのだが、ゴールは有れどもスタートが無い。つまり前の方に並んだ者ほどタイムも速くなるし、走る距離も短くなるという大らかさだ(最前列と最後尾では少なくとも百数十メートル違うはず)。あくまでもチャリティー目的のレースであり、タイムを競うシリアスなレースではないということなのだろう。こんな事なら、目標タイム30分台のところに図々しく並んでおくべきだったかな。

それにしても人が多い。参加者の定員は10kmで2000人だから、新宿ハーフなどに比べればずっと少ないのだが、何故か妙にごった返していて走りにくい。途中でぶつかったり転んだりしている人もしばしば見かけた。前回の肉離れに対する反省から、今シーズンの最大の目標は「絶対に故障や怪我をしないこと」と決めている。ぶつかったり転んだりして怪我をすることだけは避けなくてはならないので、精神的に非常に疲れた。

走り始めて間もなく、スタート地点で近くにいた非常に小柄な女性が前を走っているのを見つけた。年齢はおそらく50代。身長はせいぜい140cmくらいと本当に小さく、手の降り方もバタバタしていてお世辞にも良いフォームとは言えない。ところがかなり走り慣れている感じで、意外なほど速く、ペースも安定している。背は小さいけれど、余分な肉がついていないため体重も非常に軽そうで(推定40kg)、あまり力を使わなくても走れるのだろう。心肺能力と筋力に任せて、余計な体重を無理矢理運んでいる自分とは対極にある走り方。容貌が目立つせいもあって、その人を勝手に自分のペースメーカーに定める。

競技場から出たばかりのところに少し上り坂があるものの、コースはおおむね平坦。一部路面が荒れているところもあるが、全体的には走りやすいコースだ。脚の状態はほぼ順調。最近、走るだけでなく、マシンを使った下半身の筋トレも始めたのだが、これがかなり役立っているように思える。

ようやく総合グランドの周りを1周してまた競技場のトラックに戻ってくる。そこからトラックを半周して、また外へ。最初にトラックを1周半したせいもあって、この1周目がけっこうきつかった。まだあと3周もするのかよ~とうんざりする。やはりiPodがあった方が良かったかなあ…
ペースメーカーの女性とは、ずっと抜いたり抜かれたりを繰り返す。無理に彼女に合わせているわけではないのだが自然にそうなるのだから、ちょうど同じ程度の走力なのだろう。

それにしてもこのレースで困ったのは、距離表示がないこと。イレギュラーな周回コースである上に、3kmや駅伝のコースも複雑に入り乱れているせいだろう。しかしこれでは「○周目のこの辺り」ということは分かっても、具体的な距離が分からない。つまりランニングウォッチをしていても、1km何分ペースで走っているのかがまるで分からないということだ。途中で、明らかにオーバーペースであることは分かったが、それが具体的にどの程度のオーパーなのか分からないので是正のしようがない。まあ10kmなら、最悪でも走れなくなることはないだろうと思い、とにかく流れに任せて走り続ける。

3周目でかなり呼吸がきつくなる。いつもジムで走っているときは、まず脚が辛くなり呼吸は正常というパターンなので、少々意外な展開だ。脚力はともかく心肺機能は人一倍だと自信があったのに、その自信が崩れていく。まあ、これは風邪の影響もあるのだう。1週間ほど前に軽い風邪を引いて、熱は出なかったのだが、咳と鼻づまりに苦しんだ。ほとんど治ってはいたものの、まだ少し鼻が出て、常に痰が絡む状態。そのせいでいつもより呼吸機能が劣っていたのだと思う。

3周目になると、周回遅れの人や、ほとんど歩いている人、ガクリとペースが落ちている人が非常に多くなる。その一方で3kmや駅伝の速い人も混じるので、かなり混沌とした状態だ。呼吸の苦しさで、少しペースを落としたら、ペースメーカーの女性に引き離される。ああ、こりゃ50分切りは無理かなあ、52分くらいかなあ…と思う。

そして4周目。現金なもので、先が見えてくると急にペースが上がってくる。「もうとっとと終わらせたい」という気持ちが、それをさらに加速させる。競技場を出た辺りで、ペースメーカーの女性を発見。そのまま抜き去る。
この辺りで、自分が上手い追い越し方を身につけてきたのを自覚。最初の内は慣れないので、ぶつかることを恐れてスピードを落としてしまったのだが、次第にスピードを速めることで間をすり抜けていくコツが理解できた。その抜き方を覚えたのと、周りがペースダウンしたのに自分はペースアップしているため、4周目はかなりの人数を抜いていくことになった。

ただしこの4周目で呼吸は限界状態に。周りの人よりも速く走ってはいるのだが、これだけ荒い音を立てて呼吸をしている人間は他にいない。こんな走り方は健康に良くないなあ、この走り方ではとてもハーフ以上はもたないよ…と思つたが、さっさと走り終えたくて、そのまま突っ走る。

ようやく競技場に帰ってくると、今までどおり左側から2/3周ほどしてゴールだと思っていたのに、右側に誘導されて直線コースの向こうがすぐゴール。ここで予定が狂って、ラストのダッシュがいささか無理な感じになる。心構えさえ出来ていれば、競技場に入る前からもう少しスピードアップしたのに…

ともかくゴールイン。呼吸が荒い。ゴールからトラックの外に出るまでほとんど距離が無かったので、壁に手を突いて脚のストレッチをしていると「この辺で立ち止まらないで下さい」と注意される。しかし外に出ると、すぐそこが完走証の受け渡し場所なので 、人でごった返していて、クールダウンやストレッチをするスペースがない。これはかなり問題のある配置だ。10kmを真剣に走った後、きちんとクールダウンやストレッチをしないと、脚に思いきり響くのに。クールダウンが出来ていないから、立っているだけで滝のように汗が流れてくる。この辺は、もう少し配置を改善してもらえないだろうか。
汗で思い出したが、今回は途中で一切水を補給しなかった。昨年がひどい状況だったせいか、「熱中症に気をつけて水分補給をしてください」と盛んに呼びかけていたが、この気温で10kmの距離なら、走っている途中で水分補給をする必要は全くない。

チップを返し、ゼッケンを見せて、完走証をもらう。タイムは48分08秒。速っ!! これは自分本来の実力から言えば明らかにオーバーペース。そうとう無理な走りをした結果だ。このペースを維持したままハーフを走りきれたとしたら1時間41分。いや~、ダメダメ、今の状況でそんな走りをしたら、何らかの形で体に悪影響を及ぼすだけだ。
とは言え、目標の50分切りが達成できたのは嬉しい。それと同時に、ラストでもう少しがんばっておけば47分台だったのになあ…と欲も出る。
順位で言うと10km男子で387位だが、そもそも参加人数が分からないので、これだけ見てもあまり意味が無い。10kmの定員は2000人だが、実際の参加者が何人なのかわからないし、その内男性がどれくらいなのかもわからない。見た感じでは、大体男性が1200~1300人くらいだろうか? その内の387位なら「まあまあ速い」というレヴェルか。年齢とマラソン歴の浅さを考えれば、十分満足のいく結果だろう。

ともあれ10km走は、多摩ロードレースを途中棄権したので、今回が初めての完走。かなり無理をしての結果であることに課題は残るが、故障もしていないし、満足の出来るタイムも出たし、出場した甲斐があった。


完走証を汗で濡らさないよう気をつけながら運び、荷物置き場へ。荷物を取って汗を拭き、更衣室へ。その後トラックに少し出たりしたが、手持ちの水を飲むと後から後から汗が出てくるのにまいった。

帰り際、一人の女性から携帯で記念写真を撮ってくれと頼まれる。よく見ると、それが何とあのペースメーカーにしていた女性! 偶然とは怖ろしいものだ。彼女は女性の20位だったそうだ。と言うことは、自分が女性だったら15位くらいに入れたのか、クソッ俺も女になってやる…などと何の意味もないことを考える。

走っている間は、自分のことしか頭になかったが、ゲストの谷川真理さんはどの辺を走っていたのだろう? 絵画館前の折り返し地点で姿を見られたのかもしれないが、そんなことはすっかり忘れていた。ゴールで彼女にハイタッチしてもらった人もいたようだが、そんな姿もまるで目に入らなかった。また、ドアラ(中日ドラゴンズのマスコット)の被り物をした人がけっこう目立っていたそうだが、どうやら僕よりも後ろからスタートして、遅くゴールしたようだから、そちらもまったく気がつかなかった。


この日走った10kmを含めて、今月の走行距離がピッタリ100kmになった。これまで最高でも80km程度しか走ったことがないので、ダントツの走行距離だ。学生時代を含めても、多分これまでの人生で最高の記録だろう。10月は仕事が暇でジムに行った回数が多かったせいもあるが、1回に走る距離を以前の5kmから7km前後に伸ばしたのが大きいようだ。
もっとも、真剣にマラソンをやっている市民ランナーにとっては、月150kmというのが最低ラインだそうだ。200kmで普通。300km走ると「今月はよく走ったな」という世界らしい。しかし自分には、月に200km走るなどとても無理だ。体力的にではなく、そんな時間が取れないからだ。映画や演劇・美術などの芸術鑑賞を犠牲にして、ランニングを第一の趣味にすれば出来るだろうが、そんなことをするつもりは毛頭無い。あくまでもランニングは芸術関係に次ぐ第二の趣味。その上早起きが嫌いで、朝仕事の前に走るなどまっぴら御免ときたら、どんなにがんばったところで月に150kmが限度だろう。
だから月に300km走って、フルでサブスリーを目指そうなどとはまったく思っていない。それを実現するための犠牲が大きすぎて、自分の趣旨に合わないからだ。自分は、あくまでも自分のライフスタイルの中で走り続け、その中でベストを尽くすのみ。今後も「月に100km」を一つの目標として、その中で納得のいく走りを追求していこう。


閉会式は当然すっぽかして、競技場を後にする。会社に行くと、無事パソコン類が動いてくれていて、必要な映像データをHDに移すことが出来た。それを持ち帰り、18時40分からユーロスペースで『真木栗ノ穴』を再見。ちょうど1年前に東京国際映画祭で見た作品だが、今回見直して、その出来の良さにあらためて感心した。奇しくもこの日は、東京国際映画祭の最終日。今年は、ラインアップの魅力が乏しい上に、興味ある作品の上映日時がバラバラで1日や2日休んだところで密度の薄い観賞しか出来ないと判断して、映画祭参加は完全に見送ってしまった。しかし今から1年前、映画祭をパスして、代わりに国立競技場でレースを走っている状況など想像もつかなかった。いつからこんなことになったんだっけ?
ユーロスペースは円山町のラブホ街の真ん中にあるのだが、この日はライヴハウスでハロウィンのパーティーがあったようで、仮装をした若い子たちで、あの坂道がごった返していた。白いランニングシューズを履き、でかいリュックを背負った自分の姿は明らかに場違いで、少々居心地が悪かった。


今後のレース出場予定は以下の通り。

11月9日 横浜マラソン(ハーフ)
1月11日 谷川真理ハーフマラソン(ハーフ)
1月25日 新宿シティハーフマラソン(ハーフ)
2月15日 青梅マラソン(30km)

以上がエントリー済み。他に3月の東京マラソンも申し込んでいるが、何しろ当選倍率が7.5倍なので出場できるかどうかは定かでない。そちらに落ちた場合、荒川市民マラソンあたりでフル初体験をすべきかどうか思案中。この他、来年の4月までに、あと2回くらいはハーフや10kmのレースに出ると思う。

直近は2週間後の横浜マラソンだが、これがハーフで制限時間1時間57分(この中途半端な数字はどこから出てくるのだろう?)という、とても一般市民向けとは思えぬ怖ろしいレース。前2回のハーフは1時間53分前後だったから、少し調子が悪ければ足切りに引っかかってしまう。当時よりは確実に走力がアップしているので、一応目標タイムは1時間50分以内としているが、はたしてどうなることか… こんな大会だから、周りも今回と違ってシリアスランナーばかりだろう。雰囲気がピリピリしていそうで怖い。しかもこの2週間は、仕事やら観劇やらのスケジュールがつまっていて、それほど走れないかもしれない。う~む、不安だ。


(2008年10月)


【追記】
RUNNETの大会結果データによれば、順位は10kmマラソン男女含めて2000人中の404位になるらしい。男子での順位が387位だから、そこに女子17人が加わったということだ。つまり自分が女性なら18位ということか。
しかし募集人数が2000人で参加人数も2000人ジャストって、本当にそんなことがあるのか?? これは多分エントリーはしたけれど当日走らなかった人間も含めての数字だろう。実際には1950人くらいの内の404位だと思う。

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