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09/24/2007

【映画】『めがね』たそがれたい(;д;)

002


感想はたった一言。


「私もあんな風にたそがれたい!!!!(;д;)」


以上、終わり。


え? 意味がわからん? 

映画を見れば、嫌と言うほどわかるって。


もう、見る者にただただ「たそがれたい」という思いだけを抱かせる、恐るべき映画だから。


荻上直子監督の前作『かもめ食堂』が気に入った人なら、ほぼ確実に気に入ることだろう。ただ前作よりもさらにファンタジー色が強いと言うか、「そんなことありえん」「こんなことで生活できるなら誰も苦労しないよ」的な要素が多いので、そこに引っかかる人はいるかもしれない。何しろ貨幣経済がやんわりと否定されているのだから凄い。でも、それはファンタジーなんだから許してよ。て言うか、それを許せない人は、あえてこの映画を見る必要はないと思うのだが。
「沖縄の過酷な歴史を無視して、そこをユートピアのように描くのはいかがなものか」と言う評も目にしたが、それはたとえば『ロード・オブ・ザ・リング』を見てニュージーランドの歴史を作品の解釈に持ち込むようなものだろう。そもそも劇中に「沖縄」などという言葉は一言も出てこない。たまたま沖縄(与論島)でロケされたに過ぎず、そこに描かれているのは架空の南の島、まさしく現実には存在しない「ユートピア」なのだ。

Don't think, feel it!


一点だけ注意すべきは、『かもめ食堂』と同様、まかり間違ってもこの映画を空腹の状態で見ないこと。天国の映画で、地獄を見るはめに陥る。この荻上直子という監督は、食べ物を美味しそうに撮ることに関しては、映画史上最高と言ってもいい手腕を持っているようだ(撮影監督の手腕かと思ったが、『かもめ食堂』とは別の人だった)。伊勢エビを除けば、特に何の変哲もないご飯が、何故あんなにも美味しそうに見えるのか不思議でならない。 今思い出しただけでも、生唾が出てくる。


ああああああああああああああん。


伊勢エビ食いたい(;д;)

ちらし寿司食いたい(;д;)

バーベキュー食いたい(;д;)

海辺でビール飲みたい(;д;)

アズキを敷いたかき氷が食いたい(;д;)


たそがれたい(;д;)
たそがれたい(;д;)
たそがれたい(;д;)
たそがれたい(;д;)
たそがれたい(;д;)
たそがれたい(;д;)
たそがれたい(;д;)
たそがれたい(;д;)


(2007年9月)

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