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09/02/2005

【映画】『ある朝スウプは』100%純愛映画と言われても…

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ごく簡単に。

全体的には佳作だと思うが、とりあえず疲れた。

もう一度見返したいとは思わないタイプの佳作だ。


作風も内容も『2/デュオ』『M/OTHER』など諏訪敦彦監督の作品に非常に近い。パニック障害や新興宗教といった今風なネタを基に、男女の関係が少しずつ崩壊していく過程を描いた描写は、なかなかサスペンスフルだ。絵作りを拒否したかのような映像も、二人の閉塞状況を見る者に共有させる効果を発揮している。

しかし構図もクソもない、いかにも自主映画的な映像を長時間見続けるのは、やはり少々しんどいものがある。ビデオ撮りの汚い画質ではなおさらだ。90分にわたってあの無造作な映像を見続けるのに、ある程度の苦痛を感じることは否定出来ない。


そしてあの落ちには、やはり「はあ?」と言うしかない。

「他人なんだね」…って、結論はそれか?

そんなこと言われなくてもわかってるよ。

って言うか、あんたそんなわかりきったことを描き、その台詞を最後に言わせるために90分の映画を一本撮ったの?

もちろん映画は結論となるメッセージだけで評価するものではない。「何を描くか」ではなく「どう描くか」という観点から言えば、この映画にユニークな才能を感じる事は確かだ。

それでも最後に出てくる結論が「他人なんだね」…って。


本当に知ってるってば、そんなこと。


何だかなあ…


(2005年9月初出)

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Comments

他人なんだね
では終わってはないよね

Posted by: ナイ | 04/11/2008 at 00:27

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