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08/22/2005

【日記】ついに買った!>アーロンチェア

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ついに買ってしまった!>アーロンチェア
http://www2.hermanmiller.com/global/japan/product/aeron.html

知っている人は知っていると思うが、デスクワークが多い人間にとっては憧れの的である最高のワークチェア。この椅子の素晴らしさは、実際に座ってみないことには絶対わからない。「座っている」という感覚がまったく無く、まるで宙に浮いているような快感。人間工学に基づいて腰や背骨をしっかりサポートしてくれる心地よさ。しかも座部と背部が共にメッシュ素材で出来ている。今のように暑い季節は腿の裏がじっとりと汗をかくため、不快なほど椅子の座部が臭くなるのだが、そのような悩みからも解放される。しかもこのメッシュ素材が、絶妙な弾力性を持っているのだ。

あまりの値段の高さに、一時はイトーキの出しているまがい物アーロンに走ろうと思った事もあった。何も考えずに座れば、あれでもけっこう心地よいのである。だが両方の椅子が置いてあるショールームを発見。両者を座り比べてみて、「まがい物はしょせんまがい物」であることを即座に了解した。

ほぼ同レヴェルのコンテッサも検討した。
http://www.okamura.co.jp/product/office/seating/contessa/sp/index.html
コンテッサは何よりもヘッドレストがあるのがいい。値段もアーロンより3万円ほど安い。だが座り比べてみると、座り心地は絶対アーロンには敵わないし、デザインも今ひとつ垢抜けない。

最後に残ったライバルは、同じハーマンミラー社のミラチェア。
http://www2.hermanmiller.com/global/japan/product/mirra.html
こちらはアーロンの次世代の椅子で、新しい機能もある。両方使ってみて、ミラチェアの方が良いという意見もかなり見かけた。値段も3万円以上安い。同じハーマンミラーなのだし、一時はこちらに決めかけた。
だが座り比べてみると、やはり違うのだ。こちらは明らかに「座っている」という感覚がある。自分が椅子に座っていることを忘れてしまうあの感覚は、やはりアーロンチェアにしかないものだ。

もちろんこれには個人差があると思う。中にはミラチェアの方に心地よさを感じる人もいるだろう。私の場合、アーロンチェアのフィット感には、何か運命的なものすら感じる。「ああ、アーロン…君は僕のお尻を乗せるために生まれてきたんだね(*´Д`*)ハァハァ」という感じである(バカ)。


そんなわけで、一度腰を下ろしたが最後、決してその快楽を忘れられない魔の椅子アーロンチェアをついに買ってしまった。

お値段は大塚家具で137,445円(税込み/送料無し)。

全部現金で払えない事もなかったのだが、他にも出費予定があるので、念のため3万円だけ冬のボーナス払いに回しておいた。

人によっては「たかが椅子に137,445円? 何と贅沢な!!」と言うかもしれないが、これはライフスタイルの問題だから仕方ない。私にとって椅子というのは他の何にもまして大切な物なのだ。

何しろ家にいる時は基本的にずっとこの椅子に座っているのだ。違うライフスタイルを持った人なら、居間のソファやダイニングテーブルの椅子に座っていたり、和室で座布団に座っていたり、コタツに入っていたりということもあるだろう。
だがあくまでも私という人間の場合、家にいる時はこの椅子に座って机に向かっているのが生活の基本。食卓にいるのは文字通り食事をする時と、せいぜい新聞を読む時くらい。あとは自分の部屋で延々と椅子に座り、机に向かっているのだ。趣味と仕事の両方でパソコンに向かっている場合が一番多いが、手書きの書きものをするのも、読書をするのも、生活上の雑務を処理するのも、電話をするのも、テレビを見るのも、ビールを飲むのも、すべて自室の椅子と机で行われる。

だから少し遅く23時頃帰った日でさえ、風呂に入る時以外はずっと椅子に座っているから、少なくとも2時間は座っている。21時頃帰れば4時間以上は座っている。休みの日で、近所に出かける以外ほぼ一日家にいる日もあるわけで、その場合は余裕で12時間以上。家で仕事をする日も同様。たまに追い込まれて徹夜になろうものなら、朝の11時頃から翌日の10時頃まで、幾つかの休憩と仮眠を除いても、20時間は座る事になる。

そんなわけで私が椅子に座っている時間は、一日平均にすれば5〜6時間になると思う。一日の4分の1近く。平日の平均睡眠時間とちょうど同じくらいだ。

そういう人間にとって、椅子がどれほど重要な家具であるか想像して欲しい。

早い話が「家」そのものを除けば、人生でこれだけお世話になっている持ち物は、せいぜいベッドくらいしかないのである。

最近は少し体をリラックスさせる方法を覚えたので、あまり不調を感じないが、以前は長時間椅子に座っていると腰や背中が痛くなる事もしばしばだった。そしてアーロンチェアこそ、腰痛予防に最も定評がある椅子、すなわち大切な健康を守ってくれる椅子なのだ。
http://illpop.com/p_yaku06.htm

確かに値段は高いが、腰痛に悩まされ、苦しみを抱えながら鍼治療に金を使う事を考えれば安いものだろう。

しかもアーロンチェアは何と12年の長期保証がついている。保証が終わったらすぐダメになるものでもない。逆に保証が終わる前に怪しげな所は修理させて、最低でも15年は使い倒してやる。もしその前に死ぬようなら、遺産として甥っ子に贈るよう遺言しておこう。アーロンチェアに座った小学生というのもしゃらくさいが、まあ仕方ない。

もし丸15年使ったとしよう。今と同じライフスタイルが続いて、一日平均5時間アーロンに座り続けたとしよう。すると一か月で150時間。1年で1800時間。15年なら何と27,000時間。すなわち1125日。約3年間丸々椅子に座っている事になるわけだ。


上のような事情を考慮してもまだ、アーロンチェアの137,445円は法外な金額と言えるだろうか?


いや、むしろもっと早く買うべきだったと思っている。

今の自分のライフスタイルを考えれば、良い椅子は全ての創造の源泉であり、健康の基本なのだ。他の大抵のことを我慢しても、早くアーロンチェアを買うべきだった。


ともあれ、これで数年来患っていた「アーロンチェア欲しい病」から解放される。それだけでも嬉しい事だ。


しかし…


ああ、しかし…


そこまでわかっていても、椅子一脚にこれだけの大金を払った後、凄く後ろめたい気分になった私は典型的な小市民…(ノ_・。)


ちなみに本日買ったのは大安だから(笑)。


ご丁寧に、届ける日までわざわざ一日遅らせて次の大安を指定した(笑)。


・・・・・・・・小市民って悲しい_| ̄|○


(2005年8月初出)

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Comments

おお、アーロンチェアをご購入されましたか!
うらやましいなぁ~。
思い起こせば、アーロンチェアに出逢ったのは、ある編集スタジオでのことでした(編集オペレーターもかなりハードなデスクワーカーですね)。
初めて座ったときの、「何じゃこりゃ?!」という感じを今でも忘れられません。

Posted by: 大澤大介 | 08/28/2005 11:43

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