« 【音楽】fra-foa 2002.9.23 タワーレコード渋谷店 | Main | 【音楽】fra-foa 2003.1.23 ティアラこうとう »

04/12/2005

【映画】『永遠と一日』短評

結局3回も見たが、いまだに自分の中でこの作品の位置付けが定まらずに困っている。

初見では理解できないことが多くて困ったのだが、2回目以降は、少なくとも表面的なストリーに関して戸惑うことはなかったし、一個の映画として十分に魅了された。
だがその一方で、「今自分の見ているものが、この映画の本当の姿なのか?」という疑念をぬぐい去ることが出来なかった。過去のアンゲロプロス作品で、単純に「よくわからない」という作品はあったが、このように「表面的にはわかりやすいのに、どうしてもそれが映画の本質だとは思えない」という経験は初めてなので、ほとほと弱っているところだ。それとも僕が勝手に複雑に考えてるだけで、もっと単純に受け止めればいいのだろうか? 

好きか嫌いかと言えば、間違いなく好きな映画。面白かったか否かと言えば、間違いなく面白かった。しかし現時点では、どうしてもこの作品を『霧の中の風景』や『ユリシーズの瞳』と同列に語ることが出来ない。自分と作品の間にある、目に見えぬヴェールがもどかしい。


(1999年8月初出/2001年1月改訂)


|

« 【音楽】fra-foa 2002.9.23 タワーレコード渋谷店 | Main | 【音楽】fra-foa 2003.1.23 ティアラこうとう »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/85126/3627380

Listed below are links to weblogs that reference 【映画】『永遠と一日』短評:

« 【音楽】fra-foa 2002.9.23 タワーレコード渋谷店 | Main | 【音楽】fra-foa 2003.1.23 ティアラこうとう »